システム設定

システム設定では、スイッチのすべての主要なネットワークオプションを設定できます。

スパニングツリープロトコル

スパニングツリープロトコルは、複数のスイッチによって冗長経路が形成されたネットワークでループを防止するレイヤ2プロトコルです。複数スイッチを利用する環境では本機能の利用を推奨します。

手順

  1. STP」を有効化します。

  2. プロトコルを選択します(RSTP/MSTP)。

  3. ブリッジ優先度」の値を選択します。

  4. 適用する」をクリックします。

音声VLAN

音声VLAN機能は、音声トラフィックを指定VLANでは自動的に許可・優先するようにスイッチを設定します。これにより、音声トラフィックが他のトラフィックから分離され、優先されるようになります。

音声VLAN ID:どのVLANを音声VLANに使用するか選択できます。VLANはポート設定でセットアップできます。

QoS優先度:スイッチが、受信パケットのQoS(CoS)値を使用するか、1~7のCoS値でタグ付けするかを設定できます。

動作モード:音声VLANモードが設定できます。

  • AUTO:LLDP-MEDプロトコルで接続デバイスに音声VLANを自動的にアドバタイズします。

  • OUI:受信パケットの送信元MACアドレスを確認し、音声パケットかどうかを判断します。

OUI:VoIPトラフィックは送信元MACアドレスに、事前設定された組織固有識別子(OUI)プレフィックスを含みます。特定メーカーのMACアドレスと説明をOUIテーブルに手動で追加可能です。OUIが登録された特定のIP電話から音声VLANポートで受信されたトラフィックはすべて、音声VLANで転送されます。

QoS

Quality of service(QoS)により、事業者は、VoIPやビデオ会議などレイテンシに影響されやすいアプリケーショントラフィックを優先し、ネットワーク混雑時でも途切れない通信を確保できます。スイッチはタグ付きパケットを読み取り、対応する優先付けを行うことでこれを実現します。パケットはデータリンク層のClass of Service(CoS)やネットワーク層のDifferentiated Services Code Points(DSCP)で分類され、キューにマッピングされ、QoSに従って送信されます。

Trustモード:スイッチがQoSのトラストモードでCoS、DSCP、または両方を使用するか設定できます。

スケジューリング:キュー内の受信パケットを送信する際に使用する方式を設定します。Strictプライオリティは常に優先度の高いキューを優先し、重み付きラウンドロビン(WRR)は各キューに重み付けを行い、ラウンドロビンのポリシーを適用して送信パケットを選択します。各キューの重みは以下の通りです:

Queue
Weight

1

1

2

2

3

4

4

8

5

16

6

32

7

64

8

128

キューマッピング:タグ付きパケットは本設定で指定したキューに送られます。CoSまたはDSCPの値ごとにマッピング先のキューを選択可能です。

IGMPスヌーピング

IGMPスヌーピングはマルチキャストトラフィックの制御に用いられます。処理されるIGMPメッセージをスイッチが監視し、該当するマルチキャストに参加していないホストへの送信を防止します。

バージョン:利用可能なIGMPスヌーピングのバージョンはv2とv3です。「バージョン」のドロップダウンでいずれか1つを選択できます。

VLAN(Virtual LAN):VLAN ID横のチェックボックスを選択することで、任意のVLANでIGMPスヌーピングを有効化できます。

ジャンボフレーム

イーサネットは従来から1,500バイトのフレームサイズを使用してきました。ジャンボフレームは、一般的なイーサネットの最大送信単位(MTU)である1,500バイトより大きいサイズのフレームです。ジャンボフレームはイーサネットを9,000バイトまで拡張し、8KBのアプリケーションデータグラムとパケットヘッダーのオーバーヘッドを運ぶのに十分な大きさになります。高速でローカルエリアネットワーク外に通信する場合、TCPの特性により、大きなフレームサイズを使用する必要があります。

スイッチは最大9,216バイトのジャンボフレームに対応しています。ジャンボフレームは、エンドツーエンドの送信経路上の各デバイスの入出力ポートで設定が必要です。さらに、ネットワーク内のすべてのデバイスで最大ジャンボフレームサイズを統一する必要があるため、通信経路上のすべてのデバイスの設定を十分に確認してください。

ジャンボフレーム:ジャンボフレームのサイズを入力します。範囲は1,522~9,216バイトです。

高度な設定(LLDP)

リンクレイヤ検出プロトコル(LLDP)は、ネットワーク機器が機能、識別情報、その他の情報をアドバタイズできるレイヤ2のベンダーニュートラルなプロトコルです。

スイッチのネットワーク全体設定に対するシステム設定のオーバーライド

システム設定は、デフォルトで「設定」>「スイッチ」>「システムとプロトコル」のスイッチ設定に従います。各アクセスポイントのシステム設定をスイッチのネットワーク全体設定と異なる内容にしたい場合は、画面の下部をクリックして設定をオーバーライドできます。

最終更新

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